介護報酬改定の影響

投稿日:2015/03/01

今回の介護報酬改定の内容を、簡単にまとめると、

・4月からほぼ全てのサービスで基本報酬が削られる

・基本報酬の削減を補うため、各種加算の取り込みが求められている

・しかし、加算をとるためには、「看護職員の設置」や「重篤な利用者の割合を増やすために、軽度の利用者の数を減らす」といったコストアップや収入減少を伴うので、新たな加算のメリットを享受できる事業所は非常に限られるし、加算を取るために必要な事務負荷も高い

「今回のマイナス改定が人件費の抑制につながり、サービスの低下や人手不足によって大きな影響が出る」といった記事もよく目にします。地域によっては、介護事業所の休廃止によって、地域包括ケアに大きな打撃が出るところもあるでしょう。

しかし、総じて言えば、介護サービス市場は今の日本において数少ない成長産業なので、今後も新規参入組を含め事業所の開設が相次ぎ(※)、大きな混乱にはならないと思います。

※「平成25年介護サービス施設・事業所調査の概況」によれば、居宅サービス事業所(訪問介護、デイサービス、訪問看護等)だけでも1年間で7000件増えています。(詳細は下表の通り)

ということで、今回の介護報酬改定の影響を一言で言えば、「サービス事業者間の競争がより激しくなり、各事業者はこれまで以上の経営努力を求められる」ということでしょう。
他人事ではありませんが(汗)


jigyosho

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